モノの名前 の今昔
モノの名前は時代によってコロコロ変わります。昔の呼称では通用しなくなった名前は数え切れません。ですから、要するにソレを何と呼ぶかによって年が明らかになるわけなのですが……とにかく、今と昔でモノの名前がどう変わったのか比べてみました。
▼目次
1.ジェネレーション・ギャップ
2.昔と呼び方が変わったモノ
3.クイズ
1.ジェネレーション・ギャップ
松本市の会社役員60代男性の話です。孫が怪談好きと聞き、つい先日、孫に電話ボックスの怖い話をしてあげたそうです。しかし話し始めてすぐ、孫にこう言われたそうです。
「ねえ、電話ボックスって何?」
確かに、電話ボックスは本当に見かけなくなりました。
今度は50代男性の話です。同じ会社で働く若い女性がこう言うのを聞いて、一瞬困惑したそうです。
「あ~あ、パンツ汚れちゃった」。
そうです。今では「パンツ」は下着ではなく、ズボンを意味することが多くなりました。
このように、昔慣れ親しんだモノがなくなったり、名前が変わったりしたものはたくさんあります。そこで、今回は昔と呼び方が変わったモノを色々集めてみました。
2.昔と呼び方が変わったモノ
今の若者は「チャック」とはあまり言わないようです。「ファスナー」と言うようです。ただ、「お口にファスナー」は聞いたことがないですが。
「スパゲッティ」も聞かなくなりました。「パスタ」です。同様に「イタメシ」も聞かなくなりましたが、こちらは死語になりつつあるようです。「イタリアン」が一般的です。
「アベック」。これは、若者の間では使うと恥ずかしい言葉のようです。今は「カップル」と言うのが普通です。
どの言葉を使うか。その基準が全て「今時かどうか」ではないと思います。しかし、慣れておくべき言葉はあります。その代表格が「アスリート」。「選手」を意味するのですが、NHKでも多用されているので。
3.クイズ
最後に、これから先、何年経っても必ず昔と呼び方が変わるものを。それは「未来」です。昔に「未来」と呼んでいたものは、今になれば必ず「今」と呼びます。時の流れと共に変化するものはたくさんあります。編集部では、随時そういった話題を募集しています。お気軽にご投稿ください。お待ちしています。
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