フランス・ニース【旅は多美】赤羽昇(寿昇運)

  1. コラム

フランス・ニース【旅は多美】赤羽昇(寿昇運)の旅

環境保全に尽力する、有限会社 寿昇運の代表・赤羽社長。旅先で想うこととは。

ーー思い出深い旅先についてお聞かせください。
ここ数年、スイスやイタリア、フランスに伺うご縁をいただいているのですが、その都度、日本との違いを痛烈に感じます。欧州の文化は、一言で言えば「感謝と矜恃」なんです。
例えば、スキー場。多くの人が集まっているにも関わらず、ゴミが一つも落ちていない。これは自然が有限であることを理解し、感謝の心を持って共存していることの現れです。
何百年も経つ建物に住み続ける。そんな文化にも感激します。多くの人が、数百年も経つ建造物に、内装だけ時代に合わせて改築し、暮らしているのです。まさに、祖先が残してくれたものへの感謝と、自分が人生を送っている地域への矜恃の現れです。
しかし、何より私が驚いたのは、車の燃料に対する考え方の違いです。欧州では、バイオディーゼルが7%混合されている燃料を「推奨」しています。一方、日本では、バイオディーゼル5%までなら「混ぜてあってもいいですよ」という表記。この違いはとても大きい。
また、金額もまるで異なります。税金が高いのか、1.68ユーロ/ℓ。つまり軽油が200円程度です。きっと経済より自然環境と共存する方が大切だと感じているのでしょう。 バイオディーゼルはそんなに環境に良いのですか?
バイオディーゼルの主な原料は植物油です。つまり、地球上の二酸化炭素を吸って育った植物が原料なので、理論上、地球上の二酸化炭素を増加させません。
ですから、私たちは天ぷら油を回収してバイオディーゼル燃料を自社にて精製、それを燃料にして運送業に従事しています。

ーー赤羽さんにとって旅とは何ですか。
学びです。
欧州から戻る機内では、毎回考えさせられます。我が故郷・信州の文化って何だろうか、と。
もちろん、答えは一つではないはずです。ただ、信州には素晴らしい自然がありますから、まずはそれを守り、次の世代につなぐ仕事をしていきたい。私はそう思います。
信州は私たちが生活する土地ですが、旅人が集まる観光地でもあります。いつまでも、人が訪れたくなる地域でありますように。そんな願いも込めながら、この美しい自然を未来に残すため、これからも環境について真剣に取り組んでいきたいと思います。

取材協力:
有限会社 寿昇運
代表 赤羽昇
塩尻市広丘吉田670-1
TEL:0120-51-0353
http://shinshu-kotobuki.jp/

年に1回しか会わないのなら、
30年も余命1ヶ月も同じ。親孝行、しよう。

親子の老後に安心したい方へ

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