【クリーニング店直伝】
クリーニングの「前」と「後」にすべきこと
生活に欠かせない「衣・食・住」。中でも最初の「衣」は、私たちの暮らしを豊かに、快適にします。そして、そんな衣を清潔に保つため、私たちはクリーニングを利用するのですが、その際に注意すべきことはないのでしょうか。クリーニング専門店の巴屋さんにお話を伺ってきました。
▼目次
1.○○をしてからクリーニングに出すべし
2.透明なシミはやがて見えるシミになる
3.クリーニングの後は〇〇をすべし
4.便利でお得な集配サービス
1.○○をしてからクリーニングに出すべし
皆さんはどんな時、洗濯物をクリーニングに出しますか。おそらく多くの方が「汚れた時」かと思いますが、もしそうした理由でクリーニングに出すのであれば、その前にやってほしいことがあります。それは受付時に「どこがどう汚れたのか」を伝えることです。
2.透明なシミはやがて見えるシミになる
例えばビールや白ワイン、清涼飲料水などは、こぼしても大抵は見えるシミになりません。が、それは確実に「透明なシミ」にはなっています。そして、透明ですから汚した本人以外はそれに気づきません。私たちクリーニング店も、シミがないものとして洗濯します。
しかしその透明なシミは、時間と共に酸化して変色し、目立つシミになることがあります。ですから、クリーニングに出す前には必ず受付にて「どこがどう汚れたか」を伝えましょう。
3.クリーニングの後は〇〇をすべし
クリーニングに洋服を出すと、ビニール袋がかぶされて返ってきます。ではこのビニール袋、取るべきでしょうか、どうでしょうか。
正解は「取るべき」です。
このビニール袋の目的は、皆さんが店からタンスなどにしまうまでの間、ホコリ等の付着を防ぐことです。したがって、衣類を保管するためには設計されていません。
もしかぶせたままにしておくと衣類にダメージを与えかねません。ビニールの中は空気が循環せずこもりやすいので、カビが発生することもあります。必ずビニールは外しましょう。
4.便利でお得な集配サービス
集配サービスとは、自宅にいながらクリーニングに出すことができるサービスです。店舗への持ち込み、及び取りに行く手間が省けるからと、当社でも非常に人気のサービスです。冬服はかさばります。ぜひお気軽にお試しください。
- 取材協力 -
クリーニングの巴屋
平澤 哲哉
ホームページ:https://www.tomoeya-cleaning.com/