モグラ退治に「天然素材の忌避剤」がオススメな理由
日差しが暖かくなり、春を感じ始めると、害虫・害獣の活動は活発になります。 その中でも、モグラは地中に穴を掘り、作物や花、芝生などを枯らしてしまいます。そんなモグラへの対処法には、「天然素材の忌避剤が一番」と語る、害虫・害獣駆除の専門家である長野住宅環境有限会社の相阪さん。詳しくお話を伺ってきました。
あなたの知らない害虫・害獣の世界
▼目次
1.神事「モグラ追い」
2.こんな場合は要注意
3.駆除法
4.忌避剤には、天然素材のものを
1.神事「モグラ追い」
「モグラ追い」をご存知でしょうか。農作物を害するモグラを追い出し、五穀豊穣を祈る神事です。昭和20年くらいまで、小正月に行われていました。しかし、最近ではモグラが庭の花や芝生を荒らすことも目立ち始め、モグラ被害は深刻化。そのため、モグラは田畑に限らず、広く「害獣」とみなされるようになりました。
2.こんな場合は要注意
モグラはトンネルを掘る際、土を押し上げます。そのため、地上には土が盛り上がるのですが、その部分が「モグラ塚」です。モグラはこのモグラ塚の下にトンネルを掘ります。したがって、地表にモグラ塚が発見されれば、ほぼ間違いなくモグラはいます。
3.駆除法
モグラの駆除法の一つ「捕獲」は、モグラがよく通る本道に罠を仕掛け、駆除する方法です。まず、モグラの習性(本道のトンネルを壊すと修復する習性)を利用し、本道を特定。そして、罠により捕獲するわけですが、この方法は難易度も高く、死骸を片付ける必要もあるためおススメできません。ですから、私は「忌避剤」の使用を推薦します。モグラの発達した嗅覚を利用して撃退する方法です。土に置くだけの物もあり、それが私のおススメです。
4.忌避剤には、天然素材のものを
以前は農作物や芝生への影響を考え、忌避剤はあまり使われませんでした。しかし、今では天然素材から作られる忌避剤もあり、人体をはじめ、農作物や芝生にも安心・安全です。詳しくは私のような害虫駆除専門業者へお問合せください。製品の特徴や使用法について教えてくれるはずです。
昔の「モグラ追い」では槌や杵などで地面を叩いて追い払い、五穀豊穣を祈っていました。が、今はもっとお手軽です。いかがでしょう。この春、置くだけの忌避剤で「モグラ追い」を行い、昔ながらに五穀豊穣を祈ってみるのも、縁起が良いと思うのですが。
- 取材協力 -
長野住宅環境有限会社
代表取締役
相阪 国広 氏
住所:長野県長野市川中島町御厨1387-3
電話:026-214-9002