【クリーニング店直伝】
知っておくべき洗濯術
ウィルスは洗えば落ちる
コロナウィルスの蔓延により、ウィルスに対して敏感になっている方が増えています。そこで、衣類に付着したウィルスはどのような対策がベストなのか、普通に洗って落ちるものなのか、ドライクリーニングでウィルスは死滅するのか、今知っておくべき洗濯術について、らっこのマークの巴屋さんに伺ってきました。
▼目次
1. ウィルス感染対策として衣類は分けて洗う必要なし
2. 普段より気を使いたい方は
3. 冬物衣類・布団の正しい保管方法
1. ウィルス感染対策として衣類は分けて洗う必要なし
コロナウィルス対策として、厚生労働省は次のように発表しています。
「感染者とのタオルの共有は控えるべきですが、衣類の洗濯については感染者の物と分けて洗う必要はありません」
また、洗濯については次のような見解を示しています。
「普段通り、一般的な家庭用洗剤を使用した洗濯機で洗い、完全に乾かせば問題ないでしょう」
2. 普段より気を使いたい方は
とはいえ、今、普段より手洗いやうがいを徹底する方が急増しています。ですから、きっと衣類に付着したウィルスがいつも以上に気になる方は多いことでしょう。
そんな方にはクリーニングがお勧めです。ウィルスは熱に弱い傾向にあるのですが、私たちは温水で洗い、高温で乾かします。ドライクリーニングも同様、高温の熱処理を施します。きっとご自宅よりも感染予防につながるでしょう。
3. 冬物衣類・布団の正しい保管方法
暖かくなってくれば、冬物の衣類や布団は徐々に片付けていくことでしょう。しかし収納する前に、必ずしっかり洗い、完全に乾かしましょう。
ウィルスは時間経過とともに死滅しますが、衣類を食べる害虫は洗濯をしないと殺せません。また、洗わずに保管すると、カビや黄ばみが発生するリスクが高まります。水で洗えるものは洗濯、洗えないものはクリーニングに出しましょう。
とは言え、冬物はかさばります。特に布団は大きく重いため、洗うにも一苦労です。
そんな時は自宅にいながらクリーニングに出せる集配サービスがお勧めです。巴屋でもこの集配サービスは実施しており、ご自宅まで洗濯物を預かりに伺い、クリーニングが終わったらお届けしています。
このサービスは法人様にも好評で、様々な施設や会社さんにも集配に伺っております。ぜひお気軽にお申し付けください。
- 取材協力 -
クリーニングの巴屋
平澤 哲哉
ホームページ:https://www.tomoeya-cleaning.com/