老後のリスクを軽減する、介護保険との付き合い方
~ その保険、必要ですか? ~
金融庁が、人生100年時代を迎えると、老後の生活に必要な資金は、年金+2,000万円であると発表し、問題となっている現在。
では、その負担を少しでも軽減できる方法はないのだろうか。
そこで、「保険のセカンドオピニオン」を実施しているアクセス保険さんに、老後のリスクを抑えるための保険の選び方についてお話を伺ってきました。
▼目次
1.多くの人が、不要な保険に加入している
2.今のままでは、子供に介護で負担をかけるかも
3.民間の介護保険が必要な人、不要な人
1.多くの人が、不要な保険に加入している
子育てが終わってない家庭では、死亡などの万が一に備えることは重要です。しかし、50~60代を超えると、自分が死んだ後の家族の心配より、自分の介護が心配の種になる傾向にあります。
保険は、その時々に想定できるリスクを軽減するためにあります。ですから、例えば十年前に加入した保険は、今では不要になっていることは珍しくありません。お金を無駄にしないためにも、適時、保険は見直しましょう。
しかし、「相談すると新しい保険を売られそう」と思わせる、そんな保険会社が未だにあるとも聞いています。もしそんな不安がある方は、成人されているお子様や、保険の見直し経験があるご友人と一緒に伺ってみましょう。あるいは、当社のように「保険のセカンドオピニオン」を実施している保険会社に相談することも有効です。
2.今のままでは、子供に介護で負担をかけるかも
「子供に迷惑をかけたくない」
多くの方はそう仰います。しかし、実際にはまだその準備ができていない方が多数います。
(公財)生命保険文化センターの調べによると、介護に要した期間は平均4年7ヶ月、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)は、住宅改造や介護用ベッドの購入など一時費用が平均69万円、月々に要した介護費用が平均7.8万円です。したがって介護にかかる平均総費用は500万円ほどに上ります。
決して安い金額ではありません。しかし、統計上ではこの金額が用意できなければ、現実的には子供を含め家族に介護をお願いすることになります。
3.民間の介護保険が必要な人、不要な人
自分の介護を家族へお願いする予定の方は、公的介護保険もありますから、民間の介護保険は不要かもしれません。しかし、それ以外の方は、民間の介護保険への加入は検討する価値はあると思います。とは言え、資産は無限ではありません。ですから、保険の見直しにより現状に最適な保険へ加入し直し、リスクを軽減すべきではないでしょうか。
死亡保障か、介護保険か。あるいは他の方法で備えるか。
まずは勉強会に参加して、私たちと一緒に考えませんか?
- 取材協力 -
株式会社 アクセス保険
後藤 美恵 氏
住所:塩尻市広丘吉田785-5 オギウエビル 1階
TEL:0263-87-0420