プロが教える保険の見直し時期。あなたは、こんな言葉使っていませんか?

  1. お金

お金のお話

人生とお金は密接に関係します。そして、お金と保険も密接に関係します。皆さんは保険についてどうお考えですか?今回は危険な2大フレーズをご紹介します。もしどちらか一方でも口にしたことがあるのなら、新たな一年の始まりに、少し保険について考えてみることをお勧めします。

見直し

◇ 「人生、その時はその時」

2011年、松本市で発生した長野県中部地震を覚えていますか。あの地震発生以前は、地震保険の必要性を訴えても「地震が起きたらその時はその時」と、多くの方が仰っていました。しかし、いざ地震が発生すると、地震保険への申し込みは殺到しました。平常時はリスクに対して楽観的で、「その時はその時さ」と笑っていた方も、いざその場面に直面すれば割り切れない様子だったことを覚えています。

◇ 「去年と一緒でいいよ」

保険の更新時、私が最もよく耳にする言葉です。しかし、このフレーズはとても危険です。「去年と一緒」を10年繰り返したら、ほとんどの場合、保険は適切ではありません。というのも、10年前の不安と今の不安は違うはずです。家族構成が変わっている可能性もありますし、収入にも変化があるはずです。そして、保険は「万が一のための保障」であり、「万が一の時の不安を軽減させる」ものです。不安が変われば加入すべき保険も変わるはずです。

◇ 保険にもセカンドオピニオン

保険はライフステージに合わせて設計すべきです。ですから、暮らしの環境が変わればその都度見直すべきものです。いざご自身に何かあった時、満足いく保障が受けられなかったらどうしますか。その時はその時、と言えるでしょうか。
保険によっては、60歳を過ぎると保障内容が変わっていることもあります。ぜひ保険内容をご確認ください。その際、セカンドオピニオンは有効です。目を背けていたリスクに気付くかもしれませんし、より節税できる相続対策に出会えるかもしれません。
不安を少しでも軽減するために。私たちもセカンドオピニオンは承っています。ぜひ一年の始まりに、リスクと保険とお金について考えてみてください。

 
- 記事 -
A and A 株式会社
嶋田 加代子 氏
ホームページ:http://www.aanda.tokyo

本、出しました。

当サイトで最も高い閲覧数を誇る「今昔」。
それをさらに掘り下げ、書き下ろしました。

今すぐチェック

関連記事

相続税が8割減⁉その方法とは

相続税が免除される可能性もあることをご存知ですか。知っていれば支払わずに済んだ。そんなことが起きないためにも、相続税軽減対策を学んでみませんか。…