終活 を始めて、お金と暮らしの計画を立てよう
〜 終活 で見えてくる安心未来〜
最近、頻繁にメディアで取り上げられている「終活」。近年の造語なので確固たる定義はありませんが、一般的には「人生の終焉に向けてもう一度自分を見つめ直し、より自分らしく今を生きるための活動」を意味します。
「人生の終焉に向けて」と聞くと、後ろ向きな活動のように聞こえますが、実際に終活をされている方はとても前向きな方が多く、アクティブです。
エンディングノートなどを活用し、これからのことをたくさん考えています。
「お世話になった○○さんとはご無沙汰しているから、○月までには会おう」
「昔、夫と○○へ旅行に行こうと約束したけど、まだ行ってない。○月までに行こう 」
自分のお葬式に誰を呼び、どう執り行うか、葬儀場の方と事前相談されている方も増えています。縁起でもない、とタブー視する声は依然とありますが、終活により多くが見えてくるとあって、今後もますます終活を始める方は増えると思われます。
ところで、終活により見えてくるものとして、まずは「お金」があります。例えば、葬儀の事前相談により葬儀費用が見えてくれば、その後の暮らしは大きく変わります。葬儀費用やお墓代として必要と思われる費用は、全国平均でそれぞれ約200万円弱。二つ合わせれば約400万円です。しかし、もしあなたの望む葬儀が全国平均より100万円安かったら(あるいは高かったら)、どうでしょう。お金の使い方が随分変わると思いませんか。
ちなみに、預金口座名義人が亡くなると、口座は一旦凍結されます。しかし、生命保険の保険金は受取人固有の財産です。そのため受取人が請求すると、すぐにお金を受け取るとができます。また、葬儀費用は死亡保障で準備する方が多くいますが、死亡保障にも種類がたくさんあ ります。一般的には、終身保険の死亡保障を活用する方が多いでしょうか。いずれにせよ、終活はお金の使い方を教えてくれる絶好の機会です。お金を活かすために、前向きに終活に取り組んでみませんか。
- 記事 -
A and A 株式会社
嶋田 加代子 氏
ホームページ:http://www.aanda.tokyo
<タイトルをクリックすると、関連記事をお楽しみいただけます>
次話 なぜ、エンディングノートは書いた方が良いのか
※連載小説「幸せのコンパス」絶賛公開中。第1話は、こちらから。
日向穂志が持つコンパスは、北ではなく、幸せが潜む方角を教えてくれる謎のコンパス。彼はどこでそのコンパスを手に入れたのか。そして、なぜ妻・月子と不仲なのか。フリーペーパー「コンパス」で大人気の連載小説「幸せのコンパス」をお楽しみください。
■ フリーペーパー「コンパス」設置場所の検索は、こちらをクリック
■定期配本のお知らせ
コンパスは発刊が 3月 / 6月 / 9月 / 12月の末日、季刊誌です。上記にて無料で配布しております。しかし、場所によっては入手しづらいこともあり、コンパスは多数の読者様のご要望にお応えし、定期配本を始めました。配送料 2,000円/年 にて4回お届けします。
定期配本のお申し込みは、コンパス編集部 0263-87-1798 までお電話いただくかお問合せからご連絡ください。