【クリーニング店直伝】
布団丸洗いの正解 ワン・ツー・スリー
多くの人が知っているようで知らない「布団の正しい洗い方」。その中でも「丸洗いの頻度」「洗い方」「簡単な洗い方」の3つは誰もが知りたがっていることです。そこで地元のクリーニング店・巴屋の平澤さんに、それら3つの正解を教えていただきました。
▼目次
1.【正解1】布団の丸洗いは年に2回
2.【正解2】自宅での丸洗いは難しい
3.【正解3】布団の丸洗いは「宅配」が便利
1.【正解1】
布団の丸洗いは年に2回
掃除機や天日干しでは、布団の中の汚れまでは落とせません。人は寝ている間に、コップ一杯分程度の汗を毎日かきます。ですから、表面だけをいくら綺麗にしても、中わたには汚れが残ったままです。
汗に汚れは様々健康被害を引き起こします。そのため、厚生労働省では旅館などに対し「布団は半年に1回以上、洗剤液及び水を直接吹きつけるなどして布団の丸洗いを行いましょう」との旨の通達を出しています。それに鑑みて、最低でも年に二回、夏と冬の布団の入れ替え時には布団は丸洗いしましょう。
2.【正解2】
自宅での丸洗いは難しい
大きな布団を自宅で洗うことは、決して容易ではありません。手間も時間もかかる上、特に乾燥は難しく、注意が必要です。一見乾いているように見えても、実際は湿っていることがあるからです。
こうした「完璧な乾燥」が求められる布団などには、コインランドリーやクリーニングがお勧めです。コインランドリーに関しては、布団には対応していない機械もあるので事前に確認が必要ですが、らっこのマークのコインランドリーなら対応しています。目安は洗濯に30分、乾燥に60分程度です。ぜひご活用下さい。
※布団によっては洗えないものもあります。ラベルをご確認ください。
3.【正解3】
布団の丸洗いは「宅配」が便利
布団は大きくかさばるため、コインランドリーやクリーニング店に持ち込むのも一苦労です。ですから、今「宅配クリーニング」が人気です。自宅まで洗濯物を取りに来てくれて、洗濯が完了したら自宅にお届けしてくれるサービスです。
金額は業者によってまちまちですが、持ち込む手間と取りに行く手間を考えると、どのクリーニング店も決して高くない価格設定のようです。らっこのマークでおなじみの当社「巴屋クリーニング」も、この宅配クリーニングは昔からとても好評です。
睡眠は健康に欠かせません。よい眠りを続けるためにも、布団はぜひ綺麗な環境でお使い下さい。
- 取材協力 -
クリーニングの巴屋
平澤 哲哉
ホームページ:https://www.tomoeya-cleaning.com/