【2019年秋号 巻頭特集】
はじまり、ね。
始まりの子年に還る。だからこそ、我々は初心に還ろう。
歴史や文化への造詣が深い上條社長。生活に浸透しながらも、意外と知らない暦の仕組みなどについて教わってきました。
▼目次
1.十二支と干支は別物
2.日本で最初の暦と聖徳太子の関係
3.令和2年は庚子(かのえね)
1.十二支と干支は別物
「えと」の呼び名の由来は、陽の語源「兄(え)」と、陰の語源「弟(と)」です。
そして、兄・弟を陰陽五行説の五行「木・火・土・金・水」に合わせたものが十干「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」です。
その十干に、皆さんお馴染みの十二支「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」を組み合わせれば、十干十二支、いわゆる干支の完成です。
2.日本で最初の暦と聖徳太子の関係
この元嘉歴は日本初の暦です。始まったのは604年、聖徳太子が日本初の成文法・十七条憲法を制定し、日本初の位階制度・冠位十二階を施行した年です。
そして、その年の干支、つまり日本初の干支が甲子(きのえね)。
さらに、23回目の甲子の年の大正13年に完成したのが、高校野球の聖地「甲子園」です。
3.令和2年は庚子
令和2年の干支は「庚子(かのえね)」。
十二支においてはちょうど始まりに還ってきます。
そして、そんな年には、私は心も最初に還すべきだと思います。
つまり初心です。
私が思う初心。それは「整理」です。何事も新たな一歩を踏み出すには、今の自分の場所が整理されていなければ動けません。
私どもクリーンサービスでは、処分が面倒な粗大ごみや不用品を、格安・迅速・簡単手続きにて回収しています。
また、遺品整理も行っています。
心機一転、新たな年を迎えたい方は、お気軽にご相談ください。
新しい「始まり」のお手伝いをさせていただきます。
- 取材協力 -
株式会社 クリーンサービス
代表取締役
上條 泰
http://www.cleanservice.jp/