保険を見直し、正しい終活。【 年金 を知る 】~ お金のお話 ~

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保険を見直し、正しい終活。 年金 を知る

~ お金のお話 ~
 
年金

◇ 年金は老後の基本設計

平成29年の介護保険法改正により、一部の方は利用者負担割合が2割から3割負担になることが決定。ますます老後の備えが必要となる昨今です。しかし、そうした心配を少しでも軽くするための活動が「終活」の役割の一つでもあります。そこで今回は、老後生活の基盤となる年金の知識を深め、どのように終活に取り組むべきかを一緒に考えてみたいと思います。

 

◇ 老齢年金とは

年金と言っても多くの種類がありますが、その中でも公的な年金が「国民年金」と「厚生年金」で、いわゆる「老齢年金」と呼ばれるものです。「国民年金」は全国民に給付される老齢基礎年金で、「厚生年金」は賃金報酬に比例して給付される老齢厚生年金です。厚生労働省年金局の発表によると、平成27年度の平均受給額は、国民年金が55,157円、厚生年金が145,305円です。ちなみに、自分が受給できる年金額は、毎年一回、自分の誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」である程度は予想ができます。是非一度確認してみてください。
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◇ 国民年金、6万円弱。厚生年金、15万円弱。

年金の平均的受給額を見る限り、それだけで生活するのは非常に難しそうです。そのため、自分や家族の保険を見直し、老後に備えることはとても意義のある終活です。一方で、やり甲斐や生き甲斐も兼ねて、70歳を超えても働いている方が増えています。とても素晴しいことだと思います。しかし、働くことでケガなどのリスクはどうしても高まります。万が一のことを考え、「就業保障」という保険については学んでおかれることをお勧めします。詳しくは保険会社などにお訊ねください。
 
いま、年金受給額は減る傾向にあります。リスクは高まるばかりです。しかし、リスクは軽減することができます。そして、その代表的なサービスが「保険」です。公的年金だけではなく、自分年金づくりが欠かせなくなりつつある時代です。一緒に保険を見直して、一緒に終活をしませんか。

 
- 記事 -
A and A 株式会社
嶋田 加代子 氏
ホームページ:http://www.aanda.tokyo

 
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次話 保年金の実態を知って、明るい終活
 
① 終活を始めて、お金と暮らしの計画を立てよう
② なぜ、エンディングノートは書いた方が良いのか
③ エンディングノートと財産管理
④ エンディングノートはこう使え!

 

 
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