地域によって異なる葬儀の常識

  1. 葬儀

葬儀のカタチ

葬儀は「最期のお別れ」の儀式です。ですから、葬儀ほど事前の準備や知識が大切になるものはありません。そこで、冠婚葬祭事業を展開している株式会社博善社の宮地さんに、事前に知っておくべきことについて伺ってきました。

事前相談

◇ 地域によって異なる葬儀の風習

長野県では「通夜→火葬→葬儀」の順で行う前火葬が一般的です。しかし、全国的には「通夜→葬儀→火葬」の順で行う後火葬が多く、前火葬を知らない方も多くいます。「葬儀に参列したが故人の顔を見られなかった」。そんな悲しいトラブルを回避するためにも、私達は、遺族様との打合せを十分行い、地域や風習に沿って、執り行うように努めています。

◇ なぜ葬儀について知るべきなのか

一昔前までは、葬儀は故人に繋がりのある方全員で執り行いました。そのため、ご近所のお年よりは誰もが葬儀について詳しく、「葬儀のことは年寄りに聞け」とよく言われたものでした。しかし、最近では家族や親近者のみで執り行う「家族葬」が増えています。家族葬は、基本的に身内のみが参列する葬儀です。したがって、訃報を聞いたらすぐに駆けつけた従来の葬儀とは異なります。もし案内が届いていないのなら、参列を控えた方がいいでしょう。このように、ここ数年で葬儀の常識は大きく変わりつつあります。ですから、大切な方の最期を悔いのないようにお送りいただくためにも、(例えば事前相談などで)葬儀について知っておくことをお勧めします。

◇ 年間約150件の事前相談

葬儀の事前相談に行くメリットは「葬儀費用に関する不安が解消できる」「今の一般的な葬儀の考え方がわかる」「いざという時に慌てずに対応できる」など数多くあります。そして、そうした事前相談は、多くの葬儀社では無料です。もちろん、弊社でも事前相談は無料で承っております。縁起でもない、とお考えですか。しかし、今では事前相談に来られる方は急増しており、そう言った方々とお話ししていると、愛情ゆえ「最期をしっかり整えたい」 との強い想いを感じるばかりです。

お盆が近づいています。家族で話し合っても良いでしょうし、葬儀社へ相談に行くのも良いかと思います。弊社では年間約150件の事前相談をお受けしています。ぜひお気軽にお声掛けください。

 
- 取材協力 -
株式会社 博善社
渉外部 部長
宮地 秀幸 氏
ホームページ:http://www.hakuzengroup.com/sougi/

本、出しました。

当サイトで最も高い閲覧数を誇る「今昔」。
それをさらに掘り下げ、書き下ろしました。

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