【クリーニング店直伝】正しい毛布の洗い方、乾燥の仕方
そろそろ、冬に重宝した毛布や羽毛布団を入れ替える季節です。来季もふわふわで暖かく眠るためにも、しっかり洗って保管したいところです。ところで、皆さんは正しく冬用布団の手入れができていますか?あるいは、もっと簡単に布団の衣替えをしたいと思いませんか?クリーニングの巴屋さんに伺ってきました。
▼目次
1.洗濯機を使ってはダメな毛布
2.乾燥機を使ってはダメな毛布
3.なぜ話題?集配サービス
1.洗濯機を使ってはダメな毛布
衣替えも布団の入れ替えも、目安は15度と言われています。ですから、信州では4月の中・下旬くらいからでしょうか。多くの方が毛布の洗濯を始めることと思います。
毛布を自宅で洗う場合は、蛇腹に折って洗濯ネットに入れ、汚れている方を下にして洗濯機に入れるのがポイントです。しかし、市販の毛布全てが洗える訳ではありません。必ず洗濯表示を確認しましょう。
2.乾燥機を使ってはダメな毛布
平成28年、洗濯表示が新しくなりました。新しい表示では乾燥機に関する基準も設けられたので、そちらを参考にしてください。
しかし、それ以前のものについては乾燥機に関する表示がありません。素材で判断しましょう。基本的には、アクリルやマイヤーなどの化学繊維は、乾燥機にかけても大抵問題ありません。しかし、ポリやウールは熱に弱い傾向にあります。乾燥機の利用は控えた方が無難でしょう。また、「タンブラー乾燥はおさけください」の表示があるものも乾燥機は使えません。
自然乾燥では、花粉や砂、虫が付着するリスクが非常に高まります。洗えても乾燥機が使えない毛布は、クリーニング店へお出しすることをお勧めします。
3.なぜ話題?集配サービス
インターネットの普及により、物流はかつてないほど活発化しています。そして、クリーニングもその影響を受けており、最近では「自宅で出して自宅で受け取る」集配クリーニングが非常に人気です。特に寝具類の大物はとても利用者が多いサービスです。
巴屋グループでも、集配サービスは「手間いらずなのに低価格」と昔からご好評いただいています。
春は短い季節です。せっかくの春を十分に満喫するためにも、手間のかかる冬物のお洗濯はぜひ集配サービスにお任せください。
- 取材協力 -
クリーニングの巴屋
平澤 哲哉
ホームページ:https://www.tomoeya-cleaning.com/