熱中症 を食事で予防しよう
梅雨から夏にかけて、絶対に気をつけるべき「 熱中症 」。そんな熱中症には、「とんかつ」が効果的です。暑くて食欲がない。そんな声が聞こえてきそうですが、とにかく熱中症対策には「とんかつ」が良いんです。さらに、とんかつと言えば「きゃべつ」を思い浮かべる人も多いと思いますが、その「とんかつ&きゃべつ」の組み合わせも老化防止と疲労回復に最適なのです。
暑い夏は「とんかつ&きゃべつ」で元気に乗り切りましょう!
▼目次
1.ビタミンB1で夏対策
2.トンカツとキャベツの食べ合わせで、老化防止と疲労回復
3.キャベツでガン予防?
1.ビタミンB1で夏対策
暑さで食欲が低下しがちな夏は、食事はつるっと食べやすい麺だけですませたり、あっさりしたものだけになったりしがち。しかしそうなると、不足してしまうのがミネラルやビタミンです。
中でも、ビタミンB1が不足すると疲れやすくなるので、夏バテや熱中症などの症状を引き起こしやすくなります。熱中症を予防するためにも、これからの季節は、ビタミンB1を多く含む食べ物をたっぷり摂ることが大切です。ビタミンB1を含む代表的な食べ物には、うなぎやトンカツ、鯛やブリ、大豆などがあります。
2.トンカツとキャベツの食べ合わせで、老化防止と疲労回復
熱中症予防につながるトンカツ。そして、トンカツ定食といえば、定番なのがキャベツの千切り。油っぽい口の中をさっぱりとしてくれるキャベツは、本当にうれしい付け合わせです。
しかし、そればかりではありません。実はこのトンカツとキャベツの組み合わせ、栄養学的にも良い理由があります。この食べ合わせは、老化防止や疲労回復に効くといわれているのです。キャベツは食物繊維を多く含むため、とんかつの油分吸収を抑制します。そして、その毒を取り除いてくれます。また、とんかつは高カロリーですが、キャベツにはカロリーを燃やす働きもあります。さらに、キャベツに含まれる塩素と硫黄のミネラルには、胃酸過多によるむかつきを抑えて胃腸を保護し、消化・吸収を助けてくれる作用があるのです。トンカツとキャベツの食べ合わせは、どうやら日本人の命の知恵だったようです。
3.キャベツでガン予防?
キャベツの免疫力を強化する働きは薬並みともいわれており、野菜の中では最大級です。また、キャベツの殺菌力は非常に強く、特にがん細胞や風邪の原因となるウィルスなどに対し、その威力を発揮します。アメリカでは、キャベツはガン抑制効果のある食品として、最高ランクの評価を受けています。
夏のトンカツは……と、そういわずに、食事で熱中症やガンを予防しませんか?