日本の病床数は世界トップクラス
かんき行政書士事務所の神吉さんによれば、日本は世界でも群を抜く病床数を持っているそうです。その数、人口1,000人あたり約13床。
アメリカやイギリスの約4床、フランス6床、ドイツ8床と比べても圧倒的です。病床が多いことで、誰でも必要時に入院できる安心感がある一方、本来なら通院で済む患者まで入院させてしまうなど、医療費の増大や病床の偏在が課題になっているのだとか。
「近年は人口減少も進み、患者数は減少傾向。一般病床の稼働率は7割を切り、かつて採算ラインとされた75%を下回っています。150万床を維持すること自体が難しくなる未来が見えています」とは神吉さん。
厚労省はこうした状況を踏まえ、2025年4月から病床削減1床につき約410万円を交付する仕組みを始めています。そして、第1回募集では7,170床の予定に対し5万床超の申請が集まり、想定を大きく上回る結果となりました。
多くの医療機関が病床維持を負担に感じている。
そんな現状が浮き彫りになった、とも言えそうです。
医療を守るためのダウンサイジングという選択肢
病床削減と聞くと不安を覚える方も少なくありませんが、目的は医療の質を守ること。地域での暮らしやすさと安心のためには、入院だけに頼らない仕組みづくりが欠かせません。
しかし、いざという時のために、入院できる体制は準備しておくべきです。特に単身の方や遠方に家族がいる方は、入院時の保証人や退院後の生活支援が大きな課題になります。
そこで頼りになるのが「身元保証サービス」です。入院手続きの保証人、支払い代行、退院後の生活サポートまでを一括で任せられるため、ご家族の負担を軽減し、安心して医療を受けることができます。
一人暮らし個別相談会、開催中
かんき行政書士事務所では、身元保証サービスも提供しています。神吉さんは看護師13年の経験を持つ行政書士。一人一人じっくり話を聞き、最適な提案をしてくれるのが強みです。
親戚や子と不仲、あるいは疎遠などで頼れないという方。ぜひ相談してみてください。

かんき行政書士事務所
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