国民病「 猫背 」は健康だけではなく、若さも奪う
今、猫背が国民病といわれているのをご存知ですか?ゲームやスマホなどの普及により、年齢とは関係なく、爆発的に猫背人口が増えているそうです。問題なのは、姿勢の悪化が肩こりや腰痛の原因となることです。そこで「姿勢をよくするコツ」について、ストレッチの専門家・スリーエス長野スタジオの和田さんにお話を伺ってきました。
◇ 若々しさは背中が語る
誰もが抱く、「若くてキレイに見られたい!」という想い。特に同年代と比べた時には、強くそう思うものです。しかし、いくら髪型や化粧をバッチリ決め、オシャレに着飾っても、「老けている」「格好悪い」などの印象を持たれてしまう人はいます。それは姿勢が悪いからです。実は、「若々しさ」とはキレイでいようとする背中が語るのです。
◇ 正しい姿勢は、柔軟性から
姿勢を良くしようと背筋を伸ばしていても、すぐに元の位置に戻ってしまう。そんな経験、ありませんか?その原因は「カラダの硬さ」にあります。カラダが硬いと余計な筋肉を使って姿勢を保持しようとします。そのため、時間が経つと疲れてしまい、元に戻ってしまうのです。そんな方は、まずはストレッチでカラダを柔らかくしましょう。そして、正しい骨の位置を覚え、背骨を支える筋肉(インナーマッスル)を鍛えましょう。「キレイな姿勢」ばかりでなく、「肩こり・腰痛が軽くなる」「動きやすくなる」なども手に入ります。
◇ お腹をほぐせ
姿勢が悪い人は共通して『お腹が硬い』という特徴もあります。お腹が硬いと背骨を支えるインナーマッスルが育ちません。ですから、どうしても背中が伸びないのです。改善には深呼吸がおススメです。特に「姿勢が悪くなった」と思った時、鼻から息を吸って胸を膨らまし、お腹まで空気を入れる深呼吸を10回行いましょう。横隔膜というインナーマッスルがストレッチされ、お腹がほぐれるのがわかります。
◇ 姿勢は年齢に関係なく習慣で差がつく
インナーマッスルは『普段の姿勢』で作られます。ですから、姿勢を良くするための深呼吸を習慣づけることは非常に大切です。そして、もう一つ大切なことは、深呼吸の後に必ず『お腹を伸ばして生活する』ことです。意識して行うことで呼吸も深くできるようになり、どんどん姿勢が良くなりますから!
― 取材協力 ―
スリーエス長野スタジオ
長野県長野市吉田5-10-38
和田 一也 氏
https://ja-jp.facebook.com/sss.nagano/
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