より良いお住まい を求めて
二世帯住宅には生活費の削減や家族間の絆の深まりなど、様々なメリットがあります。しかし一方で、デメリットがあるのも事実です。
◇ 二世帯住宅のデメリット
二世帯住宅最大のデメリットは、価値観や生活リズムの違いでしょう。親世帯と子世帯では、成長してきた時代背景、社会感覚などが異なるため、どうしても価値観に相違が生じます。また、当然のように生活リズムも異なります。シャワーや洗濯機の音、料理の味付けや掃除の仕方など、細かいことが気になることもありえます。しかし、これらのほとんどは間取りで解決できます。例えば、お風呂は親世帯の寝室から離す。孫のパタパタ走る音や、深夜の帰宅の物音を気にせず暮らすため、二階に親世帯の居住空間を設ける、など。方法はいくらでもあるでしょう。とはいえ、これからは夫婦二人で暮らしていきたい。そんな方も多いはず。ではそんな時、「平屋住宅」という選択はいかがでしょうか。
◇ 平屋住宅、という選択
平屋住宅の特徴は、体の自由が効かなくなったとき、限りなくフラットな環境で暮らしができることです。段差が少ないほどつまづく可能性が少なくなるため、快適安全な暮らしが期待できます。また、余計なスペースがないため掃除の手間が減り、L字型に設計したり天窓をつけることで、日当たりのいい住まいが可能になります。大きな自然の力を暮らしに取り込む。きっとそこは、明るく快適なお住まいになることでしょう。
◇ 若い世代からも注目の平屋住宅
地震に強い。大きすぎる家は手に余る。
そんな理由から、夫婦に子ども一人、あるいは夫婦だけで暮らす若い世帯を中心に、コンパクトな平屋建てがちょうどいい、という声が増えています。
人には色々な暮らし方があります。よりよいお住まいを求めて、是非色々考えてみてください。
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