二世帯住宅 で上手に暮らす秘訣
〜 二世帯住宅 で上手に暮らす秘訣を教えてもらってきました〜
数十年前、松本市内に一軒家を購入し娘さん二人を育てあげた草間さんご夫婦。現在は長女がお嫁に行き、次女がお婿さんとその敷地内(お庭)にコンパクトな新居を建てて四人仲良く暮らしています。ご家族だけでなく、近隣の皆さんともホットなお付き合いのある草間家。設計担当者が着目したのは、そんなコミュニティを更に大切に育むこと。その仕掛けの一つが、母屋と新宅を結んだ交差点のようなスペースです。他にも母屋への日当たりを遮らない工夫など、様々な提案で快適な生活を実現させた草間さん一家に、親世代と子世代が気持ちよく暮らす二世帯同居の秘訣を伺ってきました。
◇ 隣り合って暮らそうと思ったきっかけは?
次女も結婚してからしばらくは別に暮らしていましたが、家族の誰からとはなく「スープの冷めない距離」で同じ敷地に新居を建てる話が出てきました。今はウッドデッキで二つの家を結び、ほとんど一緒に暮らしています。
◇ 一緒に暮らす良い面は?
とにかく食事が楽しい。全員が毎日そろうわけではないけど、ふとした時間に一緒にお茶が飲めたりする環境は本当に幸せです。
◇ 家づくりで悩まれた事は?
家や土地の名義、補助金、あるいは今後の税金などは本当に悩みました。結局は、スペースウェアハウスの安東さんに頼りっきりになりましたけど。あと、水回りですか。キッチンは二つに分けましたが、お風呂は母屋の一つだけです。実際それで充分です。これはあくまで計画ですが、ゆくゆくは娘に子供ができて大きくなったら、母屋を娘夫婦に譲ろうと思っています。ですから、新しく建てた家は、将来は私たちも暮らせるように考えてはあります。
◇ 二世帯で暮らそうとする方へアドバイスを一言。
「二世帯が仲良く生活するため、挨拶だけはしっかり心がけている」。婿さんはそう言っています。確かに、婿さんの挨拶は気持ちよくて、暮らしの潤滑油になっています。あとは、家を建てる際は親身になってくれる工務店にお願いすることですね。家づくりのことだけでなく、補助金や登記についても詳しい工務店なら、本当に幸せ二世帯生活になりますよ!
- 取材協力 -
株式会社 スペースウェアハウス
http://swhjp.com
安東 良 氏
※新連載小説「幸せのコンパス」はじまりました。
https://web-compass.net/2017/07/01/連載小説【第1話】幸せのコンパス/
日向穂志が持つコンパスは、北ではなく、幸せが潜む方角を教えてくれる謎のコンパス。彼はどこでそのコンパスを手に入れたのか。そして、なぜ妻・月子となぜ不仲なのか。フリーペーパー「コンパス」の新連載小説「幸せのコンパス」の第一話。
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