葬儀のカタチ
参列に関する作法は知っているが、葬儀を執り行う側の作法はあまり知らない。そんな方は少なくないようです。そこで、喪家の方が知っておくべきことは何か、冠婚葬祭事業を展開する株式会社博善社の宮地さんにお伺いしてきました。
葬儀に必要な知識とは
葬儀には古くからの習わしがあり、地域によって異なることが多くあります。そのため、本やテレビ、インターネットで調べたことが意味をなさないことも頻繁に起こります。では、実際に葬儀を執り行う際に知っておくべきこととは何でしょう。
それは、故人の遺志です。
喪主は誰にするか。誰を呼ぶか。どのような葬儀にするか。宗派はどこか。今後どのようにして欲しいか。そうした、故人の想いや基本的な情報を知っておくことが最も重要です。一番は、事前にご本人へ直接お伺いすることです。しかし、そうはいかないケースもあると思います。その場合は、ご本人にエンディングノートを勧めてみてはいかがでしょうか。皆さまにとっても、大切な方をより知るきっかけになるかもしれないので、私たちは推奨しています。
式中でもお尋ねください
喪家として振る舞う機会は多くありません。そのため、作法や進行について困惑するのは当然のことです。ですから、打合せ時にお聞きするのはもちろん、式の最中でもお尋ねください。実際、式の最中にも多くの方からご質問をいただきます。葬儀に不安や迷いは不要です。文字通り、いつでもお気軽にお尋ねください。
葬儀とは、大切な方と大切な時間を過ごすこと
葬儀は大切な方をお送りする儀式です。葬儀の準備に忙殺されたり、葬儀の間、進行や作法に不安を覚え、心にゆとりがなく時間が過ぎていっては、何のための葬儀がわかりません。私たち葬儀社の役割は、大切な方との最後の時間を、ゆっくりと、そして心置きなく過ごして頂くためのお手伝いです。ですから、私たち博善社では、少しでも不安やお悩みを軽減できればと、無料相談会を随時開催し、事前相談を受け付けています。
ぜひ、大切な方の想いだけではなく、皆さまの想いや不安もお伝えください。ご来館お待ちしています。
- 取材協力 -
株式会社 博善社
渉外部 部長
宮地 秀幸 氏
ホームページ:http://www.hakuzengroup.com/sougi/