年金を増やす 3つの方法 ~ 知らないと損をするお金の置き場所 ~

  1. お金

年金を増やす 3つの方法

~知らないと損をするお金の置き場所~
 
「人生100年」と言われる時代とあって、老後の年金に不安をもっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、エムズFP事務所の代表・村松さんに「年金を増やす3つの方法」について伺ってきました。


 

◇ 厚生年金に加入する

現在、会社員として働いている人は厚生年金に加入しています。そのため、将来は基礎年金に上乗せされた年金を受け取ることができます。
しかし、厚生年金に加入していなければ、基礎年金しか受け取れません。したがって、その場合の年間の受給額は約78万円。月にすると65,000円ですから、決して豊かな老後は望めません。
一方、パートやアルバイトの方は、今までは厚生年金に加入することはできませんでした。しかし、2016年の法改正により、「一定の条件」を満たせば加入できるようになりました。もちろん、加入すると
手取りは減りますが、法改正以来、新たに厚生年金に加入した人は37万人に上ります。関心のある方は会社か年金事務所などで「一定の条件」をご確認ください。
ちなみに、60歳まで年収600万円だった人が、再雇用や定年延長により年収300万円で70歳まで厚生年金に加入した場合、年金の金額は年間で21万円上積みすることが可能です。

 

◇ 基礎年金の繰り下げ

2016年には、2012年の倍近くの人が基礎年金の繰り下げを実施しました。この制度は、受給年齢を70歳まで繰り下げれば、受給額が42%増えるというものです。ですから、受給額が満額なら112万円近く増額になる計算です。なお、この制度は81歳以上生きれば得をする計算になります。今は人生100年時代。こちらの方が合っている方も多いのではないでしょうか。

 

◇ お金に働いてもらう

もちろん、国の対策を知り尽くすことも大切ですが、自助努力により将来の不安を取り除くことも重要です。そしてその一つが、「お金に働いてもらう」です。
以前このコーナーでも紹介しましたが「500万円の置き場所」は人気のある方法です。金利の高い外貨で運用し、毎年年金形式で日本円が受け取れます。為替の働きにもよりますが、一年後から12万円~15万円を終身で受け取れ、亡くなった時は家族に500万円が給付されます。
よく「そんなうまい話があるの?」と聞かれますが、うまい話かどうかはご自身で確かめてください。
詳しくは、毎月開催の無料セミナーや個別相談(平日1,000円)で解説しています。
まずは、お気軽にお問合せください。

 
- 記事 -
エムズFP事務所
代表 村松 郁夫
ホームページ:http://www.nagano-agri.org/

 
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前話 海外から見た日本とは
 
① お金を効率よく増やす方法
② 楽して稼ぐ?ラップ口座入門編
③ お金を守るには
④ 年金保険・退職金の受け取り方
⑤ 資産運用成功への秘訣。運用はローリスクがオススメ
⑥ お金に働いてもらう方法を知ろう

 

 
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