林大城 (松本市)を巡って
去る五月十五日、コンパス交流会で 林大城 を巡ってきました当日は天気にも恵まれ、参加者の皆さんとのんびり歩き、のびのび笑ってきました。
林大城は、信濃守護・小笠原氏の本城「林城」の一つです。
小笠原氏と言えば、国宝「松本城」の城主です。しかし、当時は林城が本城で、松本城(当時の呼称は「深志城」)は支城でした。一言で言えば、林城は六百年ほど前は、松本城より価値が高かったということです。
さて、今回の出発点は、薄川にかかる金華橋。そこから少し急な階段を登り、頂上を目指しました。
参加者の中には、小さなお子さんもいました。本当に元気な子で、小走りで登ったりしていました。そんなに飛ばすと後が大変だぞ、と思ったものですが、そんな心配は全く無用。最後まで元気な笑顔で歩ききりました。
頂上でのお昼は、コンパス交流会恒例の「ぼたん鍋」。信州ならではの味に舌鼓を打ちながら、参加者の皆さんからご提供いただいたお漬け物などを味わいました。毎回思うのですが、歩いた後のおいしい時間は至福の時です。
そして暫し休んでから、大嵩崎集落を抜けて戻ってくる。今回のコンパス交流会はそんなルートでした。
ウォーキングは健康にいいそうです。しかし、何より嬉しいのが「リフレッシュ」です。それも信州の隠れた名所を歩くことはとても気持ちがいいものです。
次回は、七月二十四日。昨年好評だった「フランス式階段工」を予定しています。水がとても美しい所です。皆さんとのんびり歩いて、のびのび笑えることを楽しみにしています。
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「コンパス」
編集長 上田雅也