人も住まいも手入れ次第で長寿に!そんな 住まいに合わせたリフォーム しませんか。
~暮らしと住まい~
一言で「リフォーム」と言っても、大規模なものから数時間で終わるものまで、その規模は様々です。また「不便になった」「資材が劣化してきている」「設備が老朽化してきている」など、リフォームをする理由も色々です。そこで今回は、リフォームについて一緒に考えてみたいと思います。
◇ リフォームの種類
人は長生きするために、様々なメンテナンスを体に施します。一方で、理想に近づくための整形に取り組む方もいます。住まいのリフォームも全く同じです。長く住むための「手入れ」を目的としたリフォームと、より快適に暮らすための「理想の追求」を目的としたリフォームがあります。
◇ 効率のよいリフォーム
効率のよいリフォームとは、一つの工事で複数の効果が期待できるリフォームです。例えば結露対策として、今ある窓の内側に、もう一つ窓を取り付ける工事を行うとします。当初の目的は、結露によるカビを防止することでしたが、結果として「断熱性アップ」もしていますし、「防音性アップ」も果たしています。つまり、「手入れ」を目的としたリフォームが、「理想の追求」を兼ねるリフォームにつながったわけです。リフォームにはこのような事例が多くあります。一つのことが気になったら、その改善によりどのような「別」の効果もあるだろうか。そのような視点で見てみれば、ひょっとするとリフォームは、非常にお得なメンテナンスになるかもしれません。
◇ 費用や対策はプロに相談
リフォームにかかる費用は小さくないため、しばしば必要最低限で済ませてしまいがちです。しかし、少し別の角度で考えてみると、今後の出費を抑えることができる可能性もあります。ですから、実際にリフォームをお考えの際には、少しでも気になっていることを工務店などにお伝えし、その対策にかかる費用も聞いてみることをお勧めします。 また、福祉住環境コーディネーターが在籍している場合、今後を見据えた改修プランの相談も可能です。福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し、できるだけ自立していきいきと生活できる住環境を提案するアドバイザーです。 医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を持ち、適切な住宅改修プランを提示してくれます。
今では無料でリフォームの相談を実施しているところもあります。新しい春がやってきました。そんなタイミングだからこそ、住まいについて考えてみてはいかがですか。
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