登山 の思い出?!昔はこんな男がモテました。四方山(よもやま)話
登山 には沢山の想い出がある田内さん。今回は、そんな田内さんに「どんな人が山登りでモテていたか」訊いてみました。
雪山じゃないと物足りない、という本格的な山屋さんはさておき、普通人は冬季の山歩きは自粛した方が無難でしょう。山々の雪が融けてからまた軽登山を楽しむとして、今回は「ちょっとこだわる山歩き」の話。
以前に触れましたが、学生時代ずっと北アルプスの山岳パトロール(夏期のみ)をしていましたが、パトロール仲間には何人か特技を持っている者がいました。やに花に詳しい奴、異常に蝶を知ってる奴、なぜか星座を端々まで解説できる奴と、とりどりでした。最近、山ガールなる言葉が流行してますが、当時も、若い女性が多数山に登っていました。パトロール員の腕章を巻いて稜線を歩いていた私達は相当モテたように記憶しています。その中でも、高山植物や蝶の解説ができる奴や、山小屋やテント場での夜に、見上げる星座を一つ一つ教えている奴等はとりわけモテていました。聞かれないのに近づいて解説を始めるやな奴もいました。ズク無しの私は、今もですが、何の取りえも無く指をくわえていただけでした。モテるには「ズク」が要るのです。分野を決めて、花なら花の図鑑を常時携帯し、知らない花があったら図鑑で調べる。急いでいるときは写真に撮って後から調べる。そんな努力が水面下にあるわけです。
山菜、野鳥、さらには野外料理等、いろんな分野があります。春になったら何かの専門家を目指して山に出かけたら如何でしょう。
- 記事 -
芥子望主山・市民の森 整備推進協議会
会長 田内 正一 氏
<タイトルをクリックすると、関連記事をお楽しみいただけます>
前話 刈谷原峠(松本市岡田)を歩いてきました
次話 山のあなたの空遠く
① 軽登山って何?こうすれば、誰でも歩ける「おススメの歩き方」
② 伊深城(松本市岡田)を散策してきました
※連載小説「幸せのコンパス」絶賛公開中。第1話は、こちらから。
日向穂志が持つコンパスは、北ではなく、幸せが潜む方角を教えてくれる謎のコンパス。彼はどこでそのコンパスを手に入れたのか。そして、なぜ妻・月子と不仲なのか。フリーペーパー「コンパス」で大人気の連載小説「幸せのコンパス」をお楽しみください。
■ フリーペーパー「コンパス」設置場所の検索は、こちらをクリック
定期配本のお申し込みは、コンパス編集部 0263-87-1798 までお電話いただくかお問合せからご連絡ください。