リフォームで 平屋 暮らし
〜 「生活スタイル別」おすすめの 平屋 〜
「家の2階を、ほとんど使わなくなったんだが」
最近50代60代の方から、そんな問合せをしばしば頂きます。「使ってないから、平屋にしたい」。多くの方がそうお考えのようです。そこで今回は、生活スタイル別におススメの平屋をお話しします。
◇ 1. 健康で暮らしたい方
まずご検討いただきたいのが、居住スペース「1部屋のみ」のリフォームです。日本建築学会の論文(2011年発表)によると、断熱性の高い家で暮らした場合の医療費は、1人あたり年間9,000円ほど低減できているそうです。築30年以上経過しているようでしたら、まずは一部屋だけでも断熱をしっかり施して、健康で暮らすため、最低限の住環境整備をお勧めします。
◇ 2. 快適に暮らしたい方
せっかくリフォームするなら、より快適に暮らしたい。そんな方には、「二階建て住宅で、平屋の暮らしを実現させるリフォーム」がおススメです。「減築」といって二階部分をとってしまう方法です。しかし、もし皆さんが自分たちの世代で家を手放す予定なら、「1階部分のみ断熱リフォームして、2階部分はいじらない」という選択肢もあります。そのメリットは、低予算で暖かい家が入手でき、快適な平屋暮らしが実現できる点です。
◇ 3. 孫を家に呼びたい方
昭和56年、建築基準法が改正され、耐震基準が高まりました。そのため、昭和56年より前に建築された住宅は、今の住宅より地震に弱い傾向にあります。実際、阪神・淡路大震災で倒壊被害にあった住宅の多くは、旧耐震基準の住宅でした。
一方、今の若い世代は地震による住宅の倒壊リスクを重視しており、耐震性について非常に高い関心を寄せています。地震からしっかり家族を守りたい。そういう世代なのです。
新耐震基準を満たしていないから、怖くて孫を近づけられない。そんなことはないでしょうか。もし「安心して孫を預かりたい」「将来、子供に家を譲りたい」、そうお考えでしたら、建て直しをおススメします。
- 取材協力 -
株式会社 スペースウェアハウス
http://swhjp.com
安東 良 氏
※新連載小説「幸せのコンパス」はじまりました。
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