クリーンサービスの上條社長は、私が最も尊敬する読書家の一人です。ほぼ毎回、お邪魔するたびに面白い本を教えていただいています。今回ご紹介いただいたのは、渡辺惣樹著『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』という一冊。
誰が第二次世界大戦を起こしたのか(著・渡辺惣樹)概要
一般的な歴史観では、第二次世界大戦はヒトラー率いるナチス・ドイツの侵略、あるいは日本の真珠湾攻撃から始まったと語られます。しかし、この本ではアメリカ第31代大統領ハーバート・フーバーが残した『裏切られた自由』をもとに、ルーズベルト政権の外交や戦争へのかかわりを検証し、「戦争の拡大はアメリカ自身が選んだ道でもあったのではないか」と問いかけています。
時は世界恐慌のあと。各国は自国の経済を守るため関税を引き上げ、貿易相手を選び、世界はブロック経済に分断されました。その結果、資源や市場から締め出された国が不満を募らせ、軍事行動に踏み切った。
つまり、第二次世界大戦を生んだ背景には「ブロック経済」と「自国第一主義」がありました。
そして現代。トランプ前大統領は「アメリカを守る」と掲げて関税を引き上げ、日本でも「〇〇ファースト」という言葉が当たり前のように使われています。歴史は異なる形で、しかし同じ論理で繰り返されているのではないか。私たちは今、戦争にまっしぐらに向かっているのではないか。
そう思えてならない……上條社長はこの本を読んで、さらに危機感を強めていらっしゃいました。
地域に根ざした中小企業が、世界を知っておくべき理由
もちろん、上條社長はやみくもに人を不安にさせる方ではありません。むしろ、そうならないためにこそ学び、考え、備えることを大切にしています。
例えば、上條社長は定期的に、自社の社員にレポート提出を課しています。テーマは世界経済や選挙の意義など多岐にわたり、私も何度か参加しています。
社内では「そんなレポートを書くより、自社の強みや弱みを話し合い、成長戦略を練るほうが有益ではないか」という声もあるそうです。しかし、上條社長は「それも確かに一理ある」と認めたうえで、こう続けます。
「当社のような地域に根ざした中小企業でも、世界の動きは無視できない。
トランプ大統領のたった一言が、身近な生活に影響しているのは周知の事実。
だからこそ、世界経済や選挙について学ぶ時間は、会社を強くするための投資になる」
この言葉に、私は深くうなずきました。
会社の成長戦略を考えることと、世界を見る目を養うことは、対立するものではなく、両輪。
私ももっと見識を広めなければと、つくづく思った次第です。
遺品整理や片付けは、クリーンサービスへ
さて、そんなクリーンサービスは、地域に根ざした暮らしのパートナーとして、日々の「片づけの困りごと」に幅広く対応しています。
不要になったタンスやベッドなどの大型家具、オートバイ・自転車といった重量物、エアコン・洗濯機・テレビなど家電リサイクル法対象品、引っ越しなどで出る大量のごみままで、しっかり回収してくれます。
さらに、遺品整理や故人のお部屋の片づけも、まごころを込めてサポート。ご家族の意向を丁寧に伺い、作業内容をご説明・ご提案し、納得いただけるサービスが受けられるはずです。
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