介護保険サービス をどこまで知っていますか。
介護保険サービス は、どうすればうけることができるのでしょう。そもそも、介護保険とは何なのか、皆さんはしっかり把握していますか。そこで今回は、今さら聞けない「介護保険サービスの仕組み」について、介護施設管理者の大久保さんに、介護保険について伺ってきました。
◇ 介護保険とは何でしょう。
介護保険制度とは、40歳以上の全員が被保険者となって保険料を負担し、介護が必要と認定された場合には、費用の一部(原則1割)を負担し、介護保険サービスを利用できるという制度です。
◇ 介護保険にはどうすれば加入できますか。
介護保険は強制加入ですが、特別な加入手続きは必要ありません。40歳以上であれば、自動的に介護保険の被保険者となります。
◇ どうすれば介護保険サービスを受けられるのですか。
介護保険サービスを利用したい場合は、前もって、現在住んでいる市町村の介護保険担当窓口に申請し、要介護認定を受けなければなりません。
◇ 要介護認定とは何ですか。
被保険者が介護を要する状態であるかどうかを判定することです。被保険者が介護を必要とする状態に応じて、以下の7つの区分に分けられます。
要支援1/要支援2/要介護1/要介護2/要介護3/要介護4/要介護5
数字が大きいほど、介護の必要性が高いことを意味します。
尚、この区分に入らない人は「非該当(自立)」となり、介護保険の給付を受けることができません。ただし、地域包括支援センターで相談したり、市町村の介護予防事業を利用することはできます。
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NPO法人 介護福祉センター・アイ
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理事長 大久保 泰誉 氏
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