2025年問題 これからの介護が進むべき道は

2025年問題 を解決するには

2025年、世界でも類を見ないスーパー高齢化社会が到来します。それが、「 2025年問題 」。介護職員や看護職員の人手不足が確実視されており、介護難民も間違いなく増える一方です。そんな状況下で、私たちにできることは何でしょう。介護施設を運営する小林さんに伺ってきましたーー。

 

◇ 介護業界 の現状

○○さん、夕方にはお送りします。△△さん、今すぐ伺います。××さん、そちらは危ないのでこちらへどうぞ。
 
2025年問題
 

今日も弊社デイサービスセンターでは、スタッフの声が響いています。認知症を患っている方のせん妄や妄想という症状による、様々な訴えに対応している声です。
 
現在、介護業界を悩ませているのは深刻な人手不足です。厚生労働省発表の数字を元に計算すると、すでに日本の労働力人口と高齢者人口の割合は、「2.1:1」となっています。もはや3人で1人を支えるというのは昔の話なのです。
 
確かに人口減少により、どの業界も人が足りません。ただ、優秀な人材を確保したり、将来的にはオートメーション化やAI(人工知能)の導入で、人手不足の解消が期待できる産業もあるようです。
 
しかし、介護や医療の世界は違います。優秀な人材が一人いても、人員基準で決められた数の職員配置は絶対です。また、サービスの性格上、AIの導入にもまだまだ時間を要しそうです。

 

◇ 団塊の世代が75歳になる「2025年問題」

8年後には、およそ38万人の介護職員が不足すると言われています。いくら老人福祉施設を整備しても、そこで働くスタッフがいなければ(人員基準を満たせなければ)、施設側も受け入れることができず、介護難民は一層増えることでしょう。
 
「介護の仕事はキツイ」というイメージを抱く方も多いと思います。しかし、確かに一人で介護をするのは大変ですが、介護は一人でするものではありません。どの介護施設にも、一緒に働く仲間がいます。丁寧に教えてくれる先輩がいます。
 
介護職員不足は、今や国や政府だけで話し合う問題ではありません。地域で一丸となって、具体的な対応が必要な問題です。
 
「介護職員不足を、何とかしなければ」
 
「だったら、私が働こう」
 
これを機に、そう思ってくださる方が一人でも多く現れることを心から祈っています。

 
- 取材協力 -
株式会社 想礼優(ソレイユ)
代表取締役 小林 匡善 氏

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前話 介護サービス利用の流れ(後編)
次話 認知症社会へ向けた対策と理解

 

 
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