和菓子 、爛漫 ~ 信州に咲き誇る春の和菓子 ~

  1. コラム

春の 和菓子 を楽しむ

過ごしやすい季節、春。ピクニックを初め、お出かけしやすい季節と言えます。そして、疲れた体を癒すには甘い物が一番ですよね。そこで、春の特集として、信州に咲き誇る春の和菓子を厳選三店舗からご紹介します。
 
和菓子
 

◇「胡蝶庵」の春

「とろける生大福」でおなじみの胡蝶庵。創業明治七年、信州安曇野のお茶屋。こだわりの日本茶と自社のお菓子工房で作る抹茶スイーツを、県下9店舗とネットショップで販売。その人気は地元信州だけにとどまらず、「とろける抹茶生大福」を筆頭に、菓子職人が一枚一枚焼き上げる「抹茶生どら焼」などは、日本全国にファンがいる銘菓である。
 

桜もち道明寺

<桜もち道明寺>
お茶屋ならではの抹茶あんの桜もち。つぶつぶした食感が特徴の関西風。桜の香りいっぱいの春の味は、桜の季節だけの限定販売。1個130円

 
胡蝶庵

お茶元みはら
胡蝶庵 あづみ野本店
 
安曇野市豊科5564-26
TEL:0263-73-6666

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

◇「開運堂」の春

「開運老松」でおなじみの開運堂。呉服商から菓子業に転じ、百三十余年。開運堂の「餡」は北海道十勝の限定地域で収穫された、上質の特選エリモ小豆で自家製餡。「水」は安曇野市三郷の井戸より、地下200mからアルプスの伏流水をくみ上げ、菓子全般に使用。京にも江戸にも影響されず、信州の風土と人情に育まれた、地域色豊かな和菓子が印象的だ。
 
岩根つづじ

<岩根つつじ / ぼたん>
岩根つつじ(左)は、きんとん製、中は小豆潰し餡。ぼたん(右)は、煉り切り製、中は小豆こし餡。いずれも1個291円

  
あづみの菓遊庭

御菓子司 開運堂
あづみの菓遊庭
   
安曇野市三郷温6956
TEL:0263-76-5060

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

◇「まる山」の春

「麦畑の月」でおなじみのまる山。餡の美味しさが際立つ。上質な北海道十勝産の小豆を丁寧に炊き上げた自家製餡には、本当に地元のファンが数多い。一方で、熟練のパテシェ達が素材の味を大切に、そしてデザインにも工夫を凝らしたケーキや焼き菓子も、お店のガラスケースには華やかに並んでいる。四季折々の季節を感じる、その季節しか味わえない期間限定のお菓子が多いのも特徴だ。
 
あづみ野花恋

<あづみ野花恋>
しっとりした生地に包まれるのは、バター・生クリーム・クリームチーズを合わせた特性ミルク餡。工場長お勧めの乳菓。1個130円

 
里菓抄 まる山
本 店   安曇野市穂高4537/TEL:0263-82-2203
工場店   安曇野市穂高北穂高12/TEL:0263-82-7210
富田店   安曇野市穂高有明10011-1/TEL:0263-83-7315
氷室店   松本市梓川倭2656-1/TEL:0263-78-0211
南松本店  イトーヨーカドー南松本店内/TEL:0263-27-7600

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

 
タイトルをクリックすると、関連記事をお楽しみいただけます>
前話 【特集】発酵、健康 。~健康な菌未来を目指して~
次話 【特集】いざ、山の日。~「山の日」に込めた願い~

 
① 【特集】泉質辞典01~信州の温泉へ行こう~
  【特集】泉質辞典02~信州の温泉へ行こう~
  【特集】泉質辞典03~信州の温泉へ行こう~
② 【特集】山の日なぜ【8月11日が祝日になった訳】さあ、山の日
③ 【特集】春のお庭に出かけよう~中信地区の庭園を訪ねて~ 

 

 
※連載小説「幸せのコンパス」絶賛公開中。第1話は、こちらから
日向穂志が持つコンパスは、北ではなく、幸せが潜む方角を教えてくれる謎のコンパス。彼はどこでそのコンパスを手に入れたのか。そして、なぜ妻・月子と不仲なのか。フリーペーパー「コンパス」で大人気の連載小説「幸せのコンパス」をお楽しみください。

 
■ フリーペーパー「コンパス」設置場所の検索は、こちらをクリック

 
定期配本のお申し込みは、コンパス編集部 0263-87-1798 までお電話いただくかお問合せからご連絡ください。

 

骨壺

「土に還る骨壺」気になる方は、こちらをクリック

 

 

本、出しました。

当サイトで最も高い閲覧数を誇る「今昔」。
それをさらに掘り下げ、書き下ろしました。

今すぐチェック

関連記事

槍ヶ岳開山 播隆上人

松本駅前の播隆上人の銅像は、近年市民の間でも親しまれています。 槍ヶ岳開山 の岳人として日本山岳史にその名を残す播隆。彼はなぜ槍ヶ岳に固執したのでしょう。宗教的動機だけだ…

卵は本当に、物価の優等生だろうか。

卵の価格を、総務省のデータを元に現在の価値に換算してみると、この数十年ほとんど変動がないことがわかる。なぜなのだろう。会田共同養鶏組合の会長・中島さんに伺った。…